2012年3月10日土曜日

325 調理と100ベクレル問題

食材中の放射性セシウムの規制値100ベクレル/kgのことを考えてみると、出荷における規制の仕方に工夫できる余地があるのではと思いました。つまり、100ベクレル〜500ベクレル/kgの間のものは、お刺身にしないようにすれば、規制値を守りながらも、魚を食べるチャンスを、大幅に減らさなくてもすむのではないのでしょうか。給食ではありませんが、調理をした後の放射性セシウム濃度を測って、調理による放射性セシウム除去を考えてみるのもいいかと思うのですが・・・
多様な食生活を行なっている現代では、素材レベルにおける単純な規制ではなく、調理、加工における規制設定の仕方について、いろいろなレベルで考えることが、必要な気がします。