ドンコ(エゾイソアイナメ)という魚から、540ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたそうです。早速、実効線量の計算です。これ、Cs-134かCs-137なのかわかりませんので、半分ずつと仮定します。
Cs-134の換算係数は、0.019マイクロシーベルト/ベクレル、Cs-137は、0.013マイクロシーベルト/ベクレルです。ドンコ、200g食べると、108ベクレル摂取することになります。Cs-134が54ベクレル、Cs-137が54ベクレルとして、54×0.019+54×0.013=1.728マイクロシーベルトです。約1.7マイクロシーベルトです。一般に、1年間で、食品中の自然の放射線で、平均410マイクロシーベルト内部被ばくしています。以前、放射線の単位として、バナナユニットを御紹介しましたが、今回のエゾドンコ200gは、7.2バナナとなります。