2011年9月4日日曜日

273 放射線計測と大学院生

さきほど、学生さん達がやってきて、4月以降に開始した食品や土壌、水の放射線計測数が500を超えたと伝えてきました。1検体の計測に、2時間をかけていますので、少なく見積もっても、1000時間測ったことになります。液体試料は、1つにつき、12時間〜24時間かかりますし、測定誤差の大きい検体は計測時間を長めにして、正確に測定するようにしていますので、ゆうに1000時間を超えて計測していると思います。毎日8時間ずつ測ると5ヶ月で約1200時間ですので、ほぼ、毎日、休みなく測り続けている感じです。彼らは、放射線計測以外にも、それぞれの研究テーマをもって実験をしています。そして、そのことにもいささかの遅滞もないというすばらしい若者達です。私の活動は、そのような大学院生達に支えられている賜物です。