2011年7月12日火曜日

256 食品中の放射能

福島県南相馬の肉牛から放射性セシウムが検出されました。高いもので3400ベクレル/kgだそうです。エサとなったワラに75000ベクレル/kgの放射性セシウムがついていたことが原因のようです。でも、エサとなっていたワラの放射能濃度よりも相当低いものでしたことから、濃縮された様子はなく、少しホッとしました。チェルノブイリ原発事故の被害を受けたベラルーシ関連の報告を見ると、肉は基本的に濃縮が低い食べ物となっています。また、一般にセシウムを取り込むと考えられているキノコの報告を見ると、ナラタケ、アミカサダケ、ヒラタケ、栽培キノコは、60ベクレル/kg以下の低摂取型だそうです。人参やジャガイモもあまり濃縮されないものとして、紹介されています。