2011年7月4日月曜日

255 一時帰宅者支援(南相馬)

会場には、24台のマイクロバスが並び、一時帰宅者が乗り込まれるのを待っています。総勢500人の一時帰宅者の方々です。この他、電力会社、日本原子力研究開発機構、原子力燃料の会社、自衛隊、いろいろな自治体(遠くは、九州から)や、国の関係者、大学職員の方々が放射線計測のため会場に次々に到着しています。一時帰宅者へ、熱中症対策などの説明が行なわれ、説明が終わった後、皆さん防護服に身を包まれながら、マイクロバスに順次乗り込まれていきました。第一回目の一時帰宅は10月までかかるそうです。
午前中の第一陣のお見送りの後、午後に行かれる第二陣の方々への説明が始まり、第二陣出発のお知らせとともに、第一陣が現地から出発したとのアナウンスが始まります。放射線チェックは、6〜7人が組になって、行ないます。私達も、防護服を着用し、お帰りを待っていました。防護服は、薄いのですが、着込んだとたんに暑さを感じ、検査が始まると間もなく、汗でびっしょりです。帰宅されておられる方々の大変さが、防護服の暑さからも伝わってきます。特に、被ばくをされた方や物もなく、無事に5時半に終了しました。