2011年7月4日月曜日

254 飯舘村

福島原発20km圏内で、一時帰宅をされる方々の支援に南相馬に行ってきました。支援の内容は、帰宅された方々の健康を守るための放射線計測です。福島県庁で前夜にミーティングがあり、一泊し、翌日、国道114号線を川俣町へ、飯舘村を抜け、南相馬市の会場へ到着しました。川俣町から峠を越え、飯舘村へと降りていくと、田んぼには、あるべき稲の姿はなく、耕されないまま雑草が繁茂している姿でした。飯舘村を通る時、ポケット線量計の数値を時々みていましたが、車の中でも、1〜5マイクロシーベルト/時くらいですので、相当量の放射性物質の降下があったことをうかがわせます。飯舘村を通り抜けるのに、30分くらいかかりますから、本当に広大な土地、山林に放射性物質が降下したことを実感し、除染の大変さが感じられました。