226 縁は使命感を与える

ちょっと不思議なことが起こりました。農家の支援をしているときの事です。新聞記事で取り上げられたのをご覧になられた、某大学の名誉教授の先生が連絡されてこられ、自分も活動されたいと申されました。ここまでは、ごく普通のストーリーです。それで、放射線の計測や、支援の趣旨とかをお話していたところ、某研究所で、私が懇意にさせていただいている先生のお師匠さんということがわかり、ちょっと驚きました。さらに、いつもひとかたならない御支援をいただいている原子核物理学の先生とも仕事をご一緒された事があるとのことで、二度、びっくりしました。環境放射線の研究は、私の研究分野である生物無機化学（生命現象における無機物質の研究）においても重要な研究テーマです。そして、大学時代は、食品における重金属イオン分析や浄水の分析のアルバイトをある自治体の研究所でしていましたし、同級生は、がんの研究をしています。このような形で、その環境放射線の研究に着手しつつ有るというのも、まさに、御縁ということでお話しするしかない感じですが、御縁は、使命感を与えてくれますので、元気が出ますし、しっかりとやって行きたいと思っています。