2011年4月7日木曜日

225 科学する農業

茨城県の農作物への風評被害を小さくできればと始めた支援活動ですが、多くの学びがあります。今日、おうかがいしたお話では、畑にも個性があり、土の健康状態が、農作物の健康状態に関係するというものでした。一見、あたりまえなのですが、畑の個性を知り、その個性と向き合いながらの農業は、まさにテーラーメードです。一つ一つの事に、科学的根拠を見いだし、創意工夫を行い、改良する事によって、あの素晴らしい農作物が誕生していることに感動しました。そして、消費者の方々が、生産者の方々と向き合うことにより、科学する農業から、食卓への科学へと展開していくことの重要性を感じました。同時に、大学における研究活動の社会的還元について、啓示をいただきました。