福島の原発事故で放出された放射性物質であるヨウ素131とセシウム137が、食品、特にホウレン草や牛乳から見つかったために、大きな問題となっています(スーパーから、ヨーグルトが消えはじめました)。ヨウ素131は、8日間で放射線が半分になりますから、その影響は相当低くなっています。セシウム137は、茨城県水戸市の雨水を調べましたが、問題のない状況でした。茨城県内のいろいろな農家のたくさんの野菜を調べましたが、放射線が検出されたのはわずかでした。ホウレン草は、厳しい基準である暫定規制値を少しだけ上回る放射線がでてきたことがありましたが、不思議な事に場所によっては(ハウスや露地に限らず)、出てこないものもありましたし、同じ畑でとれても、野菜の種類によっては、放射線が出てきたり、こなかったりでした。それから、洗うと、30%位は、確かに低くなります。