2011年11月15日火曜日

304 食卓の紅葉−第3話 和洋食−

さて、3番目のシェフは、和と洋の調和によるエゾシカのお料理でした。エゾシカをパイ皮にいれ、これを揚げられたものに、フォンドボーソースという素敵なお料理でした。3品目でしたので、おなかも少し満たされた感じがあったのですが、いざ、口に運んでみると、エゾシカの歯触りと風味が、なんともいえず、別腹がスーッと空いてくるような感じでした。このレンコンとのマッチングは、エゾシカのおいしさのポテンシャルの高さをさらにあげてくれていると感じました。
それにしても、3人のシェフの競演、素晴らしかったですし、こんなお席にご案内してくれた友人に感謝です。

エゾシカは、ビタミンCが豊富ですので、抗酸化力の高い食品ですし、ものすごく体が温まります。そして、このエゾシカと会う飲み物は、赤ワイン、ビール、ハイボール等々、なんでも大丈夫なのですが、特におすすめは(単に自分の好みなのですが)、イタリアはエミーリョのスパークリング赤ワインのランブルスコ(辛めがいいです)。エゾシカのシャブシャブだと、秋の深まりとともに辛口の日本酒も、またたまらない組み合わせだと思います。