今、カナダから研究助っ人の先生が来ています。31日に、来日以来、連日、学生さん達とディスカッションをしているのですが、学生さん達に大きな変化が現れ始めました。研究結果と一緒に、自分たちの考えを、もってくるようになり、ディスカッションが楽しめるようになってきています。そして、英語で論文を書いて、見せにきてくれています。前々から、論文をこの1週間でがんばるぞと言ってはあったのですが、ここ数日で、ものすごい勢いで成長しています。そして、修士の学生さん達は、修士論文のゴールが見え始めているようです。昨年は、アメリカの先生が1ヶ月滞在してくれ、カナダの先生は、たびたび、私達を訪問してくれています。この6月には、3人の大学院生が、カナダのウェスタンオンタリオ大学で、3週間〜5週間にわたって、共同研究の実験をしてきました。いろいろな要因があることとは思いますが、カナダの先生がとてもいいスティミュレータになってくれていますことに、感謝です。研究室の雰囲気が、高いレベルになりつつあり、学生さん達の高いポテンシャルが発揮されつつあります。その姿を見ているだけでも、楽しくなってしまいます。世界のどこに出しても恥ずかしくない学生さん達です。もっと、彼らの能力を引き出すようにがんばりたいと思います。
そして、そのような学生さん達が、自分の研究の傍らで、膨大な放射線計測を行なっていることに、改めて敬意を表し、深く感謝したいと思います。