茨城県内、県北を中心として24箇所のサツマイモの放射性物質の分析をしました。検体数としては、約100にのぼります。約1ヶ月かかりましたが、大学院生達の必死のがんばりがあり、ようやく終わることができました。そして、今日、生産者の皆様にご報告しましたところです。結果は、葉、つる、芋のいずれも、放射性セシウムを検出することはなく、胸をなで下ろしております。これから、いよいよ、茨城県が全国に誇る干し芋(全国の90%が茨城県産です)の最盛期を迎えます。生産者の方々は、例年にも増して、製品加工過程管理、そして、製品管理に気合いを入れておられるご様子でした。丹念に、時間をかけて、自然の恵みが濃縮された干し芋、今年は、いつもよりもおいしい干し芋となることでしょう。今後、製品についても、分析のお手伝いをすることとなりましたので、私達も、気を抜くことなく、きちんと計測していきたいと思っています。