最近、タイガーマスク(伊達直人)の名前や他のヒーロー、理想のドラマの登場人物などの名前で、善意の行為が話題になっています。20世紀において、「追いつけ、追いこせ」のかけ声とともに高度経済成長を遂げてきました。でも、なにか大事なことをおいてきたような感もあります。NHK大河ドラマ「龍馬伝」で、龍馬は、「みんなが笑って暮らせる国に
」と言います。また、「坂の上の雲」、「武士の家計簿」を見ていても、自分の志と他人の幸福が重層されます。他の人が、「微笑んでくれること」、「幸せな気持ちになってくれること」は、自分自身をとても幸せにしてくるような気がします。私は、プレゼントをいただくと、もちろん、とても嬉しくなります。でも、プレゼントをすると、ずーっと幸せな気持ちが続くような気がします。そして、その間に取り交わされる「ありがとう」の一言の美しさを感じる今日この頃です。そんな時代に変化しつつあるのではないでしょうか。
人々の心の動きは機敏ですけれども、社会技術が変化する歩みがちょっと遅いので、いろいろと苦労がある時代かなと思いました。