2010年11月26日金曜日

Mountain Journal-120 ブルーレーザー装置

偏光のチェックをしたところ、やはり偏光がちがっていました。修正後は、ほぼ予想通りのスペクトルが観測できています。今回使っているレーザーの特性上、分解能は期待できないのですが、少なくとも、参照物質があれば、どういう物質なのかを調べることが可能となりました。次は、いよいよ、ナイフを測るための治具の設計と、光学系の再設定です。基本は、180度後方散乱で、光学系の途中に可変ミラーを入れて、CCDカメラで画像を取得、ミラーをはずして、スペクトル計測という感じです。どんなスペクトルが出てくるのか、楽しみです。