2010年11月22日月曜日

Mountain Journal-111 韓国のお婆さん

10月に韓国の堤川に行った時のことです。韓方と新しいバイオテクノロジーの融合をテーマにした博覧会だったのですが、韓国の医術(脈と針)体験をしました。そのとき、外国から来ているのだからということで、係の人が長い列の途中に入れてくださいました。すると、「外国から来てるからって、なんで?!」という方がいらっしゃって、申し訳ない気持ちになってしまったのですが、受付をしていたお婆さん(ちょっと、日本語をしゃべられる)が、”あなたも、外国に行ったら、親切にされるのだから”と、とりあいませんでした(ちなみに、私は韓国語はしゃべれませんので、茨城大学出身の方でこちらで研究員をしている人の通訳です)。怒っておられた方に、申し訳ないと思いつつも、受付のお婆さんの気持ちに感謝としながら、外国のお客様だけでなく、礼儀を尽くし、親切にすることを心がけなければいけないなと思いました。でも、脈を取って、からだの状態のことを、ササッといいあてられたのには、驚きました。