昨日、iPhone用のシリコン製ジャケットを求めました。微に入り、細にわたって、気が使ってある設計で、快適です。これからの時代は、このようなものが普及するのだと、確信めいたものを感じました。技術、研究、教育は、止めてしまったら、復帰はほとんど不可能です。研究開発が必要とする動機や情熱を考えると、たぶん、不可能だと思います。茨城大学人文学部、磯田先生原作の「武士の家計簿」の映画では、お家芸である、筆算(筆とそろばん)を必死で次世代に伝えようとする姿も描かれていました。幕末から明治へと大きな時代の変化があった時です。鍛錬の後に受け継がれた「お家芸」は、時代の変化に屈することなく、連綿と受け継がれました。もういちど、原作「武士の家計簿」を読み直してみたいと思います。